2022年8月20日に、青森県三沢市で三沢まつりを見てきました。
過去に前夜祭は見たことがありましたが、行列は初めてでした。
八戸がやっぱり山車はすごくて、次いですごいのは三沢と久慈だと思います。
八戸の影響を受けていて、三沢の大きい山車は八戸の賞を取る組に近いと思いますが、実際に見ると台車が気持ちたぶん小さくて、山車の上のぎっしり感や彫刻のレベルが違っていることに気づきます。
が、そういうのはやってる人が見るからそう思うのであって、一般の人が見ればすごいじゃない、と思うと思います。
さて、行列の先頭のパトカーの後ろの先導車から、三沢まつりの歴史や今年の見どころをアナウンスするのはすごく良いですね。
これは真似た方が良い。
そのアナウンスによると、下記だそうです。
大正時代、古間木地区(三沢駅前周辺)ではたいへん火事が多かったらしく、そのため、古間木地区にある『不動神社』『権現神社』『薬師神社』の神々を楽しく遊ばせることにより、火を鎮めようと考えられたのが三沢まつりのはじまりと伝えられ、大正14年9月に第1回目の三社大祭が開催され今年で98年目を迎えました。
三沢市商工会ホームページより
あと、郡部の方がお囃子のレベルが高いと思っていて、そのなかで三沢のお囃子は八戸のお囃子にかなり近いですが、大太鼓が魅せる感じの腕の動かし方をするのが特徴で、今日も見入ってしまいました。
山車では、6台目(最後から2番目)の山車が良かったです。
世界初の太平洋無着陸横断飛行に成功したのは昭和6(1931)年で、アメリカ人飛行士2人を乗せたミス・ビードル号は三沢から飛び立ってワシントン州に着陸したんですね。
それを題材にした山車で、山車に飛行機やらアメリカ人やらが乗っていました。
三沢の山車は、こうでなくっちゃ。