2022年10月2日、青森県三戸町で「さんのへ秋まつり」を見てきました。
規模縮小で1日だけの開催で、今年の戸(のへ)の山車まつりのトリです。
(はい、僕よく頑張って見たー)
山車は八戸型の風流山車。
小型ですが凝縮感があります。
横に開く回転がある組もありましたが、引き出しはなく、主役の競り上がりも数組。
おもしろかったのは、主役の後ろから起き上がるパタンコが横は短く縦に長いこと。
道路標識をよけつつ、電線で上げたり倒したりしやすくしつつ、高さを出すためでしょうか。
さらにおもしろかったのは、山車の場面の下にスペースのある二階建てなこと。
これは南部町と野辺地町の山車がそうですね。
違う点は、南部町と野辺地のよりは一階部分の高さはありません。
ということはと小太鼓を見たら、野辺地に近い巫女の衣装のようなものを着ている組もあり、叩き方も野辺地と似てるような気もしました。
でも、野辺地は山車の前と山車のところと2種類のお囃子をやっていますが、三戸は1種類なので、それは違いますね。
ともあれ、野辺地との共通点と山車の二階建てが興味深かったです。
これで、戸(のへ)の山車まつりで見たことがないのは、たぶん下記です。
- 泊例大祭(青森県六ヶ所村泊)
- 金田一八坂神社例大祭(岩手県二戸市金田一)
- 鳴雷神社大祭(岩手県洋野町大野)
- 戸来三嶽神社大祭(青森県新郷村)
- 野田まつり(岩手県野田村)
- 六戸秋まつり(青森県六戸町)
- 堀野まつり(岩手県二戸市堀野)
- 苫米地まつり(青森県南部町福地)
- 百石まつり(青森県おいらせ町百石)
- くずまき秋まつり(岩手県葛巻町)
まだマニアックなのが結構残ってますね。
最後に、「さんのへ秋まつり」だったり「五戸まつり」だったりと、地名がひらがなと漢字のところがあって、また「秋」が入るところと入らないところがあって、あーややこしい。(まつりは大概「まつり」で、「祭」は少ないです)