岩手県普代村で、2022年9月2日にふだいまつりを見てきました。
山車は八戸型の変形するタイプ。
岩手の内陸は盛岡型が多く、山車祭りのある沿岸部では八戸型。
この手の山車では南端ではないでしょうか。
山車は上組と下組の2台ですが、共に大きい。
三沢や久慈の大きい山車と遜色ない大きさと仕掛けです。
しかも、波山車の方には八戸の山車でも登場したことがない、山車手前の回転部にパタンコがついていました。
何がどうなってこうなって普代村の山車は大きくなったのでしょう。
彫刻類の貸し借りとかしているのか?しているなら久慈でしょうか?
お囃子は、多分久慈に近い気がします。
行列は、とにかくゆっくりで時々止まります。
商店街に来ると、有力なお店の前で止まって山車を広げる。
この行列の感じ、どこかで見たようなと思ったら、そう、下北半島の佐井村のお祭り箭根森八幡宮例大祭とか、むつ市大畑の大畑八幡宮例大祭の感じに近いかもしれません。
お祭りって、もともとはこんな感じだったのかもしれませんね。
ほんと、地域の人のお祭りという感じでした。
でも、山車が祭りの規模に対して大きかったのが印象的でした。
あと中高生でしょうか。神楽の中野流 鵜鳥七頭舞、すごく良かったです。
結構踊りが激しくて、そしてファンキーだなぁと思いました。
神楽って、実は動きが激しくて若くないと踊れないですよね。きっと。
若い人たちが神楽を舞う、美しかったです。