2019年8月25日に、青森県野辺地町のお祭り、「のへじ祇園まつり」を初めて見ました。
野辺地町は青森市の少し東側で、南部藩と津軽藩の境目の湊町。
藩政時代から南部藩一の北前船の発着地として栄えたそうです。
その北前船からもたらされたもののひとつが京都の祇園祭。
下北半島にも祇園祭は伝わっていて、むつ市の田名部まつりを筆頭に、下北半島各地に伝わっています。
下北半島の祇園祭は山とか鉾なのかな(詳しくなくてすみません)なんですが、のへじ祇園まつりで曳くのは風流山車。
山車は二階建てになっていて、一階に囃子方、二階が山車です。
お囃子が祇園を思わせる優麗でおっとりして、どこかはかなさのあるもので、少女たちの消えていくような掛け声は、なんかくせになりそうな雅さがありました。